介護施設の主な仕事内容と補助作業について

介護施設の仕事内容のメインは高齢者の介護です。

勤め先の施設により細かい内容は異なりますが、高齢者の身体介助を行なっていきます。例えば、特別養護老人ホームなど、高齢者が入居して一日中施設で生活している所の場合は、朝は入居者を起こして起床介助を行います。

具体的には片麻痺などの障害がある方は、ベッドから起こして着替えや車いすへの移乗を行い、その後に洗面台などで髪の毛を整えたり口腔ケアをします。入居者自身が出来る部分は入居者の方にやってもらい、出来ない部分だを介護士がお手伝いをするのです。そして、朝の身支度を整え終わったら朝ごはんを食べてもらう、もしくは食事介助を行なって食べてもらいます。

また、そのような介助や介護業務の他に、介護施設ではケア記録を入力するところが一般的です。自身が行なった事を介護ソフトにケア記録として入力していきます。入力するタイミングは使節によりますが、通常はひと通り介助や介護が終わって忙しくない時間や、勤務時間の終わり頃に入力します。だから、介護業界へ就職するときにはある程度パソコンが使えると業務効率が良くなります。

その他に、正社員として施設で働くようになると、補助作業を任されるようになることも多いです。例えば、介護施設ですオムツが大量に使われますが、そのオムツの発注や補充などがあります。介護以外に雑務も色々と出てくるので、それらの業務も就職したらこなせるようになっていきましょう。